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[2011/2/9] 将棋のルール 『駒(コマ)を知ろう!』
今日の将棋クラブ・ビギナーズは『駒の動かし方』です。
まずは「はじめの一歩」…ということで
一手目に動かす率ナンバー1の『歩兵(フヒョウ)』を説明します。
ちなみに以前、サイト内で実施した「あなたの好きな駒」アンケートでは第2位を獲得した人気駒!
●彼を呼ぶときは略して『歩(フ)』と呼びましょう
●彼は素直な性格なので前方に一コマずつしか動きません
●ですが、相手の陣地に一度入ることで、とても強くなります(金将と同等の動き)
※『金将』の動きは後半で
●↑このとき彼を『と金(トキン)』と呼んであげましょう
●彼は子供ですが、実はとてもプライドが高いので、同じ列に2人以上並べてはいけません
(「二歩」という反則技)
●持ち駒の『歩』を打って相手の『王将』を追い詰める事は禁止されています
(「打ち歩詰め」という反則技)
続いて『香車(キョウシャ)』という駒を紹介します。
ちなみに「あなたの好きな駒」アンケートでは第5位を獲得した駒!
●彼を呼ぶときは略して『香(キョウ)』と呼びましょう
●「車」とは名ばかりで彼に乗ることはできません(図)
●彼は勢い良く飛び出ますが、人体からは出ません(図)
●彼は『歩兵』達の兄貴分で、一度にたくさん進むことができます
●彼は自分の前方に獲物を見つけると、目にも留まらぬスピードで仕留めることができます
●彼を行き止まり(敵陣一段目)に打つと、思春期の彼はグレてしまいます
(反則負けになります)
●一度、相手の陣地に入ると、周りを見る余裕が生まれます(金将と同等の動き)
(このとき「特攻精神」はなくなります)
●↑このとき親しみを込めて『成り香(ナリキョウ)』と呼んであげましょう
(長谷川京子さんの様に)
『俺の後ろに立つな!』
聞こえました…
私にはハッキリそう聞こえたシス管画伯のゴルゴ…いや、『銀将13(サーティーン)!』
(上手いなホントに…)
続いて紹介する駒は『銀将(ギンショウ)』というハードボイルド。
ちなみに「あなたの好きな駒」アンケートでは第3位を獲得した人気駒!
●彼を呼ぶときは略して『銀(ギン)』と呼びましょう
●「銀」とは名ばかりで彼は木製です(図)
●『角』の遠い親戚にあたる彼は「ボックスステップ」というフットワークが得意です(斜めに動きます)
●さらに彼は前方にも動きます
●彼は非常に攻撃的なので、後ろなんて振り返りません
●ハードボイルドな彼は防御なんてしないので、いつも両脇(横)が、ガラ空きです
●相手の陣地に入ると、脇を固め防御を覚えます(金将と同等の動き)
●↑このとき親しみを込めて『成り銀(ナリギン)』と呼んであげましょう
続いて紹介する駒は『桂馬(ケイマ)』という名の…鹿です。
ちなみに「あなたの好きな駒」アンケートでは『角行』を抑えて第4位を獲得した人気駒!
●彼を呼ぶときは略して『桂(ケイ)』と呼びましょう
●「馬」とは名ばかりで実は鹿です
●この鹿は、野生の鹿なので実際には乗ることはできません。コチラの「桂馬」に乗りましょう(図)
●この鹿は、とてもわんぱくなので他の駒を飛び越していきます
●この鹿は非常に攻撃的で、後ろなんて振り返りません(図)
●相手の陣地に入ると、この鹿は進化します(金将と同等の動き)
●↑このとき親しみを込めて『成り桂(ナリケイ)』と呼んであげましょう
『控え居ろう!』
続いて紹介する駒は、将棋界の「格さん」こと『角行(カクギョウ)』。
ちなみに「あなたの好きな駒」アンケートでは『香車』・『金将』と並ぶ第5位を獲得した駒!
●彼を呼ぶときは略して『角(カク)』と呼びましょう
愛着を込めて「カクサン」と呼んでも良いでしょう
●「カクサン」は市販されているウイスキーとは何の関係もありません(図)
●彼は乗馬が得意で、盤上では常に馬に乗っています
●彼の馬は必ず斜めに進みます
●彼は馬はスタミナ抜群なので一気に遠くまで移動することができます
●一度相手の陣地に入ると、彼の馬は『竜馬』という生物に進化し、前後左右にも1コマ動けるようになります
●↑このとき、この馬は「格さん」よりもはるかに大きくなってしまい「格さん」はもう見えません。なのでこの駒を『馬(ウマ)』と呼びましょう
続いて紹介する駒は、もうひとつの大駒の『飛車』。
ちなみに以前行った「あなたの好きな駒」アンケートでは堂々の第1位を獲得したベスト・オブ・駒!
実はそれは…先日発表になったスーパーカー「『飛車』」なのです!
●[ スーパーカー飛車/HISHAがデビュー! ]
SCM社から、盤上を縦横無尽に走り回るハイブリッド・スーパーカー『飛車(ヒシャ)』が遂にデビュー!
※略して『飛(ヒ)』
●[ モンスターエンジン搭載 ]
あのフェラーリ599と同等のエンジン(6000cc)を搭載し、最高速度は330km/hを実現!
●[ 超低燃費 ]
アイドリングストップ機能搭載でガソリン1リットルあたり160kmの走行が可能!
※スーパーカブ(原付)を上回る超低燃費設計
●[ 90-180-270-360ハンドル ]
ハンドルが90°ごとの操作となるため前後左右の四方向にのみ進みます
●[ 成りグレードアップ ]
一度相手の陣地に入れば、オプションで『龍王(リュウオウ)』にアップグレードできます(斜めにも1コマ動けるようになります)
※オプションは任意となっています
●[ 四枚刃標準装備 ]
盤上だけでなく、もちろんこっちの整備もおまかせ!(図)
『死守せよ!』
続いて紹介する駒は、あなたが一番守らなくてはならない駒…
そう!『王将(オウショウ)』です。
この『王将』が相手に取られると対局は終わってしまいます。
どれだけ他の駒を手元に持っていても「負け」です。万事休すです。
ということは、つまり…
『王将』とはアナタ自身なのです!!(ドーン!)
●『王将(オウショウ)』とは『王将』と書かれた駒型のヘルメットを被った生身の人間(アナタ)です
※「恥ずかしがらずに必ず被ってください(フリーサイズ)」
●アナタは他の駒を駆使して、自分を守らなくてはいけません
※ 他の駒はアナタの言うことに絶対服従します
●『王将』(アナタ自身)を動かす際は、「私」、「俺」、「Me」、「チン」などとは言わず、『王(オウ)』と言います
※『玉』のヘルメットの方は『玉(ギョク)』と言います
●『王将』は人間なので、全ての方向に1コマずつ進むことができます
※ 乗り物とかは禁止です
●『王将』は相手の陣地に入っても、進化(変身)することはできません
※将棋には『悪魔の実』とかありません
●ちなみに今まで紹介した彼ら(駒)↑は本物です(図)
※頭部の駒は取れません
そして最後に紹介する駒…
いや、最後のサムライ…『金将(キンショウ)』です。
『THE LAST SAMURAI』(ドーン!)
(↑コレが言いたいだけ)
●彼を呼ぶときは略して『金(キン)』と呼びましょう
●『王将』の次に動ける方向が多い彼は、みんなの憧れの的です
(唯一、体も「駒」でできています)
●彼はエリートなので最初から『王将』の両隣に配置される…つまり側近です
※最も信頼されている駒といえます
●彼はとても正義感が強く、基本的に誰かを守ることが得意です
※「守りの金」ともいわれてます
●そんな彼ですが相手の『王』を詰む際に、攻撃参加させると大活躍します
●彼は相手の陣地に入っても変身(変化)することはありません
●彼はエリートですが、とてもイイ奴です
※裏返しても何もない(表裏が無い)
●他の駒達はみんな彼の(動きを)真似したがります(図)
これで初心者の方も自身を持って駒を動かせますね。
駒たちの性格も十分にわかって貰えたと思います。
(かなり無理があるモノもありました。はい、わかっています)
それでは次回のビギナーズでお会いしましょう♪